片足2kgの鉄下駄レース。こんな準備をしてます。

片足2kgの鉄下駄レース。こんな準備をしてます。

9月15日の行人様(ぎょうにんさま)鉄下駄レースを取材してきました。
※行人様のことは別記事で紹介します。

行人様が修行の際、履いていたと伝わる鉄下駄にちなんで行人様の御開帳に合わせて開催されるのが鉄下駄レースです。
阿南町新野の伝承センターからスタートして、行人様が祀られている新栄山(しんえいざん)の頂上まで、急な登り坂もある約2kmの道のりを鉄下駄を履いて走り、地区対抗でタイムを競うという中々にハードなレースです。正しくは「行者健脚レース」と言います。

朝8時半から各地区の公民館に人が集まりはじめ、それぞれつま先にテーピングを始めます。

鉄下駄レースで使う下駄は片足2kgもあり、かなりヘヴィー。
しかも鉄でできおり下駄ずれしやすいのでみんな厳重にテーピングをしています。
でも、巻きすぎると今度は滑りやすくなってしまうので中々加減が難しい。

 

地元の人だけでなく、親戚や鉄下駄レースに参加したいという県外の方まで、男性も女性も参加します。

テーピングがある程度できたら公民館前で実際に鉄下駄で走ってみて感触を確認。
鉄下駄は大きめなので、女性が履くと多少かかとがグラグラしますが、コツをつかんでいる方はあまり足を上げすぎず安定感がある走りをしていました。

 

これで用意も整い、いよいよ10時のスタートに向けて、それぞれタスキの受け渡し地点へ移動します。
果たしてどの地区が優勝するのか。結果は続きの記事で!

鉄下駄レースの結果はこちら

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