12月10日(日)南信州阿南町新野の諏訪神社で新野の霜月祭りが行われました。
笛太鼓と務める「楽」と舞を務める「舞」に、20代の若者6人と自分(50代)が参加し、新しい世代へと伝統芸能が引き継がれていることを感じました。嬉しい限りです。
午後3時 諏訪社に到着。一礼して鳥居をくぐります。
本殿中央には、煮え立ったお湯の釜が設置されていました。
刀を持って舞う「金山の舞」 笛の曲は「順の舞」の返しのないものと、「海道下り」の組み合わせで約15分連続して行われます。けっこう長く、舞人は冬にも関わらず汗をかいていました。
続いて「湯たぶさ」の舞 笹をもって舞います。
次は、宮司によるお湯でのお清め。参加者の頭からお湯のしぶきをかけて厄を払います。
祈祷を行います。一人ひとり願をかけた人の名が書かれた紙を名前を呼びながら燃やします。
最後は、聖なるお湯が参加者にふるまわれます。これを飲むと1年中、無病息災と言われています。
霜月祭りが終わると新野の郷はお祭りシーズンの開幕です。
1月13日~15日の国重要無形民俗文化財の「新野の雪祭り」に向けて、笛の自主練習を始めようと思います。みなさん、コロナ禍も終わり、来場制限のなくなった「新野の雪祭り」に是非、お越しください。