今回は、田舎暮らしの醍醐味「なんでも自分でやってみる」シリーズの自動車編。車のオイル交換の挑戦記録です。かなり、マニアックで車好きの方向けの記事です。ご了承ください。
田舎暮らしには欠かせない自動車。でも、できるだけ維持費は押さえたい。そこで、できることは自分でやる。ある物で乗り切ること。いくつになっても新しいことにチャレンジすることは楽しいですね。脳の活性化、若さを保つのにもいいらしいです。ただし、自己責任で行って下さい。
愛車MAZDA CX-3のオイル交換を初めて、自分でやってみました。結論は、意外と簡単でした。
これなら、毎回自分でやれば、自動車修理工場やガソリンスタンドへもっていかなくても、できることがわかりました。しかも、交換手数料もかからず、オイルもネット通販でかなり安く手に入れることができました。
ただ、車種によって専用工具がいくつか必要です。以前に、一度挑戦したのですが、工具がなかったため断念。今回は、事前に何でもそろう通販サイト「モノタロウ」で購入しておきました。
CX-3の場合、ドレンボルトは六角のメスボルト。ドレンボルト用六角レンチを使用します。さらに、オイルフィルターの交換も必要だったため、マルチサイズ対応のオイルフィルターレンチを購入。これで様々な車種に対応できます。
まず、道具をチェック。オイル20L缶(贅沢にSKYACTIV-D 0W-30)、オイルジョッキ5L、オイル受皿、オイル吸いとーる(処理パック)、六角ドレンボルトレンチ、ボックスレンチセット、ドライバーセット、マルチサイズオイルフィルターレンチ、タイヤ止め、PIAAオイルフィルター、
軽トラの農業機械用のラダーと丸太で、エンジン下に作業スペースを作ります。
オイル交換用ドレンボルト・オイルフィルター用交換穴を確認します。
プラスドライバーで開け閉めできるネジと、マイナスドライバーとプライヤーで空けるビスがあります。エンジンオイルは5000km走行毎、オイルフィルターは10000㎞走行毎の交換です。今日はピタリと交換の日でした。
これは、オイルフィルター用の交換穴。まずは、ドレンボルトを外そう。
これがドレンボルト。エンジンの最下部にあり、これを外すとすべてのオイルが飛び出るので注意。エンジンが冷えた状態でやる事。
ドレンボルト専用の六角レンチで外します。意外と固い。棒の先にドライバーの延長グリップを差し込んで、棒を長くしてトルクを上げました。
動いた!少しずつ緩めていく。オイルがにじみ出したら、ビニール手袋をして一気に取り去ると・・・オイルが勢いよく飛び出した。これを、オイル処理セットで受け止めます。なかなか難しい。
これがドレンボルトだ。金属製のガスケット(パッキン)がついている。オイルの中に落とさないように注意。
オイル処理キットの中には、オイルを吸い取るフェルトが詰まっていて、どんどん吸い取ってくれます。
次は、いよいよオイルフィルター交換。マルチサイズのオイルフィルターレンチをかぶせて、ボックスレンチのエクステンションバーをつけ、ラチェットレンチで回す。こちらも固いので、足と手で踏ん張ると回りました。
どばっとオイルがあふれて、オイルフィルターも外れました。
しばらく(10分程度)放置すると、オイルがもう垂れないようになります。
それから、ドレンボルトを手で優しく回して入れます。最後は、レンチで合わせマークと、手の間隔を頼りに締めます。
PIAA製オイルフィルターを優しく取り付けます。この時、パッキンにオイルを塗っておきます。
手で回せるところまで入ったら、オイルフィルターレンチをつけ、更に1回転が基本です。
さて、いよいよ新しいオイルを入れます。今回は、奮発してMAZDA純正SKYACTIVオイル。0W-30。
エンジンルームのオイル注入口を開けます。いよいよオイル注入。
今回は、オイルフィルターまで交換したので、5.1Lのオイルが必要でした。
交換後、今朝、エンジンをかけて乗ってみると、やっぱり静かです。よいオイルですね。
愛車が喜んでいるようです。エンジンもストレスなくふけあがりました。うーん気持ちいいい。