春の親子山村移住体験 あなたのBEST移住は?

春の親子山村移住体験 あなたのBEST移住は?

3月末 春の山村移住体験に5人家族が中京方面からやってきました。午前9時。道の駅で待ち合わせ後、新野保育園を見学。平日だったので実際に少人数で保育している様子を見ることができました。未満児クラスには2人のお子さんをひとりの保育士さんが見ていて、少人数の手厚い保育にびっくり。当然「待機」なんてありません。

 

 

続いて新野小学校を見学。まずは校庭の遊具で遊びました。「こんなに広々しているなんて信じられない。」ソフトボールの試合が2面とれます。「コロナ前は夜間ソフトボールをやっていたんです。」鉄棒や雲梯、ブランコで大はしゃぎ。給食も自校給食なんです。温かくておいしい地元食材をふんだんに使った給食です。

とそこへ職員室から校長先生が顔をのぞかせ、「よかったら校内を案内しましょう!」サプライズ!
校内を丁寧に案内していただけました。「一人1台のタブレットもあります。でも、低学年は自然に触れることが一番大事。実際の自然体験を大切にしています。」とのことでした。ありがとうございました。この校長先生のウェルカム感に子ども一人ひとりを大切にしている新野小学校の雰囲気を感じました。

続いて、移住の先輩HさんとYさんの暮らしぶりを見学。自然に溶け込み、自給自足的な生活をしているお宅を訪問しました。山の水を引いたり、不耕起農法でトラクターで耕さなくても、自然の土壌菌を利用して優しい農業をしたり、燃料は薪を利用して生活したりしていました。電気は太陽パネルと蓄電池でほぼ自給。こんなサスティナブルな生活に奥様も熱心に質問されていました。運よく空き家、土地を手放したいというオーナーさんと出会えれば、家、土地、田んぼ、畑、山林が0円で無償譲渡や低額での契約となることもあります。空き家のオーナーさんも管理に困っているのです。

 

もう一つの家庭M家は3人の子育て中。12月に出産され、男の子3人とご夫婦で古民家をDIYして暮らしています。お風呂を自作してこの動画の後、山水をパイプで引いて、入浴が可能になったとのことです。

 

続いて、無償譲渡が可能な古民家を見学。かなり片付けと手直しは必要です。お金はないけど、時間はある方、向け。こういった自給自足的なサスティナブルな暮らしをしている方は、お勤めしなくても意外と暮らしていけるからすごいです。なんでも自分でやってしまうからお金がかからない。不用品を上手にいただいて再生させ、片づけにもなるので喜ばれる。生きる力の塊のような方です。お金を介さない暮らし。これからの地球環境を守るには、小規模家族農業で江戸時代の「お百姓さん」のような暮らしの技術が重要になると思われます。南信州阿南町新野には、昔の道具や農機具を大切に保管している方が多く、ご近所さんと上手に付き合うことで、無償でいただけることがあります。

囲炉裏で燻された古民家の戸や梁はいい感じに黒光りしています。

まずは、直ぐに住める空き家や町営住宅に入居し、そこをベースにして、古民家をDIYや片付けをしていく作戦も考えられますね。

 

こちらは、阿南町の空き家リフォーム補助金(最高額100万円)を使って、大きなワンルームの居間に大改造。これは業者さんに依頼された家です。外壁や扉も交換。薪ストーブも設置して、ご主人は薪づくりに精を出しています。材木はもちろんただで手に入ります。窓は二重断熱サッシです。自分はお勤めしながら、業者さんに依頼するタイプ。お金はかかるけれど、時間がない方には向いている方法ですね。この家は、はじめは賃貸で入居し、DIY、リフォームし気に入ったら低額で購入する契約の方法をとっています。

リビングも古い天井を残しつつも、使いやすいワンルームにリフォーム。風呂トイレキッチンもリフォーム。普通のマンションみたいです。

 

次に、わが家のログハウス カサビエントでお話をしました。BESSのコーチャーにもなっている私たち夫婦です。田舎暮らしのコツや今後の夢を語り合いました。

 

100%暖房は薪ストーブで、18年間灯油を買わずに済んでいます。不要な木材を燃料としていただくので、喜ばれています。まさに山村ならではの富が流出しない生活で、みんなハッピーです。

最後は、木登りをして遊びました。家に帰ってから、絵を描いたと送ってくれました。Deepjapan新野では、ゲームなどよりもっと楽しい自然の中の遊び場を、たくさん見つけることができます。遊びは子どもの豊かな発想で、無限に創造されていきます。

これは、以前のDeepjapan新野への親子山村留学&移住体験の様子です。子どもは木登りと焚火が大好き。大人も同じですね。アウトドアブームは子ども時代できなかった方の憧れでしょうか。

 

南信州阿南町 Deepjapan新野高原では、様々な移住のニーズに応えるため、様々な空き家を開拓しています。上下水道完備から、汲み取りトイレ、山水利用のハードDIY派まで、皆様の田舎暮らしを実現します。お問い合わせお待ちしています。

 

いろいろ心配するよりも、まずは行動を始める事。それから考えれば、解決策が見つかります。案ずるより産むが易し!思いついた時に即行動!その決断で、未来の扉を開いてください。お問い合わせお待ちしています。

 

夕暮れが迫ってきました。暗くなるまで子どもは外で遊びます。毎日、マジックアウアには夕焼雲の色の変化が神秘的です。宇宙の営みを感じます。赤から紫、暗い群青色へと変わり、夜のとばりが降りてきます。なんだか今日一日に感謝し、生きている幸せを感じる時間です。町の行政無線からドヴォルザークの「遠き山に日は落ちて」のチャイムが流れてきます。「今日の業をなし終えて、心軽く安らえば、風は涼し、この夕べ、いざや楽しき まどいせん。」

薪割りや畑仕事をした後、そんな歌詞が心の中に浮かんできて、安らかで平和な気持ちになりますね。
こんな夕暮れにウッドデッキで飲むビールは格別です。ご一緒しませんか?

(新野から★元気にしまい会 会長 金田信夫)

 

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