令和２年度 新野子ども芸能教室の閉講式が2月27日（土）新野ふれあい館にて開催されました。小学校３年～中学３年までの子どもたちのほぼ全員と講師のみなさん、小中学校の校長先生が出席しました。
会長からは、「今年度は新型コロナウィルスのために、行人様、盆踊り、お鍬様、雪祭りなどの新野の伝統行事が全て中止になったが、小中学校の協力の下、これからますます伝統芸能を伝承していくことが大切です。」と挨拶がありました。その後、子どもたちは１年間の頑張りを表彰され、みんなで記念写真をとって1年間の活動を終了しました。親子山村移住で新野に来た子どもも参加していました。来年度はすべての行事が今まで通りできますように。
文化庁の支援を得て、平成２４年から行われ、９年目を終える「新野子ども芸能教室」。月２回土曜日の午後を基本に開催されてきました。新野の伝統芸能をそれぞれの保存継承団体の専門家から学ぶ講座で、小学校３年生から中学３年生までの全員が加入し、故郷新野を愛する心を育んでいます。
この教室で育った２０代の若者が、「新野で祭りをやりたいから」とふるさと新野に戻ってきて、地元に就職する人も出てきました。うれしい限りです。
