4/29 春の行人様は関係役員のみとなりました。

4/29 春の行人様は関係役員のみとなりました。

コロナウィルスの影響により、4月29日にあります「春の行人様」は関係役員のみ新栄山(しんえいざん)にて祭典を行うこととなりました。また9月の第3月曜日(敬老の日前日)にあります「秋の行人様」か来年の春ぜひお越しください。

◎行事詳細
行人様の御開帳(新栄山)は長野県の下伊那郡にある新栄山で毎年4月の29日と9月の第3月曜日(敬老の日前日)に行なわれる恒例の行事です。

生きながらにして即身仏となった新野の行者様、久保田彦左衛門の即身仏(ミイラ)が阿南町新野にある新栄山(しんえいざん)に安置されており、年に2回お姿を拝見することができます。この即身仏は日本に存在する約17体の中でもかなり保存状態がよく綺麗に安置されており、それだけ貴重なものとなっています。

行人様は瑞光院(ずいこういん)に身を寄せ、裏山に穴を掘って内部に石を詰め、箱を作ってその中に入りました。箱の屋根に穴を開けて息ができるように竹筒を差し、「鐘の音の聞こえるうちは生きていると思ってくれ」と親友に伝えて入定。7日目には鐘の音が止まりました。そこで竹筒をとり穴を塗り固めたと、「熊谷家伝記」には書かれことで、前代未聞の語り草となりました。

現在は「奉賛会」が組織され、9月に行われる秋の祭典では行人様が鉄下駄を履いて修行したことにちなみ、両足4㎏の鉄下駄で走る「行者健脚レース」が行われ、夜は2尺玉を含む1000発が打ち上げられる煙火大会で地域が賑わいを見せます。

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