13日朝6:00 伊豆神社集合 小3~中3の小中学生も諏訪社に向かう「お下り」の行列に参加します。凍てつく伊豆神社にて整列。神輿にはご神体の面型(おもてがた)が入っています。
30kgはある太鼓をいつもかついてくださるのはMさん。親子二代にわたり、太鼓を担ぐご奉仕をしてくださっています。ありがたいことです。
御坂と下っていく頃、曙の空が赤く染まります。笛を吹きながらいよいよ雪まつりが始まったんだなと実感する場面です。3年ぶりの開催に幸せをかみしめました。
お下りの行列は伝承センター前に差し掛かり、笛の曲が「ささら」から「論舞」に変わります。
行列の途中、雪祭りに貢献した家の前で、敬意を表して、「論舞」を吹きます。
それは、関家(お太子様)、伝承センター(旧庄屋 一山)、叶屋(旧関所・夜流れ奉納)、
伊東家(元々は雪祭りの主催者)、仲藤家(雪祭り研究家 仲藤増蔵氏宅・大村橋を渡る時)
いつ貼られたかも分からない 祭事時程表。この通りいったことは一度もない。
普通、1時間遅れである。
お下りが諏訪社に到着すると、行列だけ出る一般の児童生徒は解散。
その後、本格的に徹夜でフル参加する子どもは残り、参加を申し込みます。
初めて雪祭りに参加する子は、「後立(ごだつ)」と言い、米1升、菰(こも)代1000円を神社総代に寄進して、参加を申し込みます。神の子になるわけです。
子ども部屋が用意されていて、やることがないときは、年齢関係なく、小学生から中学生まで和気あいあいとUNOなどしていました。楽しそう。親子山村留学で移住してきた子どもたちも参加しています。
祭りの事始めを司る「市子」。今年は小1と小3の女の子。
親子山村留学で移住してきたお子さんも参加しています。
「ささら」を舞う子どもたち。初めての舞で緊張。間違えるのが当たり前。大人たちが教えてくれます。繰り返すうちの覚えていきます。
参加者全員が舞う。「論舞」。大人が丁寧に教えてくれるので、初めての子でもすぐに覚えます。
海道下りの禰宜と爺
「これは都で5かん5しゃくで買った装束。おらの親爺より他に召してはなし。オーンタラタラ。」
「うわあああ。シラミが移る!!!」
現存する最古の祭具。藤の弦の繊維で編んであるとか。最近、飯田女子短大の先生によって復元されましたが、現在でも古い物を使っています。数百年は使っているようです。
競馬(きょうまん)になった若者二人。弓矢を作っています。
午後になり、役も決まり、お滝入りに行きます。幸法(さいほう)、もどき、競馬(きょうまん)
天狗(おに)に決まった人の中から、奇数がお滝に打たれます。
幸法が体調が優れず、急遽もどきが入ることに???
つづいて子どもたちもお祓いをします。
親子山村留学で移住している子どもたちも楽しそうに参加しています。
総会 後立の式が行われる。
祭りの参加者は、祭りの最中は家で家族と同じ火で調理した食事はとりません。
全てお宮で食事がでます。各地区からお給仕の当番が来てくれます。
夕食をとり終わり、解散したのは22時を回っていました。長い1日でした。
明日14日はいよいよ本番です。