新野の盆踊り 2年ぶりの開催に向け小中学生が練習

新野の盆踊り 2年ぶりの開催に向け小中学生が練習

 

新野の盆踊りの小中合同練習会の様子が、南信州新聞に掲載されました。

新野の盆踊り 2年ぶりの開催に向け小中学生が練習

文化・芸能

[ 2021年 7月 22日 木曜日 13時31分 ]

詳しくは、南信州新聞社のサイトへ

 

2年ぶりに開催される国重要無形民俗文化財の「新野の盆踊り」の講習会が、新野小、阿南第二中の1学期終業式の午後、新野小体育館で開催されました。

新野高原盆踊りの会の音頭取りの皆さんが、子どもたちの間に入り踊りを教えました。
小さい頃から盆踊りに慣れ親しんだ子どもたちは、ゆったりと自然に体を動かしていました。

 

新野出身でない先生方や、移住してきた子どもたちも、最初はぎこちなく動いていましたが、次第にゆったりとしたシンプルな動きに慣れ、盆踊りを楽しんでいました。

当日、櫓に上がる「子ども音頭取り」の中学生と世話役の音頭取りが、中心で音頭を出し、周りの踊り子が「返し」の歌を付けていきます。肉声だけで、鳴り物は一切使わず、手拍子と足を踏み鳴らす音だけで、3日3晩夜通しで行われる「新野の盆踊り」。練習でも本番のように音頭を出してみました。全6曲を交代で練習しました。最後に「能登」を舞いました。

「能登」は、17日の神送りの時と、うら盆の最後の2回しか舞うことができない踊りです。
子どもたちも踊る機会が少ないので、音頭取りの坂井保俊さんが解説しながら講習をしました。新野の盆踊りの中でも最も激しい踊りです。短時間でも汗だくになりました。

今年のお盆は、新型コロナの感染対策として、新野の住民だけで行われます。新野外のファンの皆様には、大変申し訳ございませんが、感染が落ち着くまでお待ちください。地元だけのお盆の様子を配信しますので、是非ご覧ください。

今年の日程は、14日、15日は21時~24時。17日の未明午前4時頃から午前6時くらいまで、「踊り神送り」をします。新盆の御霊の灯篭は、いつものように16日の夜に櫓に飾り付けることはしません。17日未明に親族によって持ち寄られ、櫓下の市神様で和讃を唱えた後、行列を作って砂田のお太子様で和讃を唱え、引き返して「能登」を舞っている踊り子の輪をつぶしながら瑞光院下の「十王堂」という広場まで参加者全員で送っていきます。最後は、御岳行者によってあの世に送られます。

 

 

 

 

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