DIY丸太で小屋作り 垂木載せ

DIY丸太で小屋作り 垂木載せ

夏休みの大人の工作も、いよいよ垂木載せ。


しかし、先日載せた棟木が、先に作った反対側の薪小屋の屋根より高すぎたので、まずは少し下げることにしました。棟木を支えている短い柱を鋸で短くします。

次に、左右の一番端にある垂木を取り付けます。これが基準になるので慎重に高さ、傾きを検討し、できるだけノミによる切り欠き加工が少なくなるような高さにします。切削加工が楽なようにだいたいの所までチェーンソーで切れ目を入れておいてから、ノミで仕上げます。

家の近くの林から切り出したカラマツの丸太を使用していますが、切りくずがチクチクして刺さります。カラマツは腐りにくく、硬いので、建築材には向いていますが、繊維が針のようにとがっていて扱いにくいですね。ツナギ、メガネが必須です。

左右の一番端の垂木を取り付けたら、水糸を張ります。小さい釘で十分。垂木上面に水糸が密着するように外側に倒して斜めに打つのがポイント。

水糸の端は、二本まとめて結び輪を作ります。この輪を釘に引っ掛けます。かなり引っ張っても大丈夫。弛まないようにピンと張ります。

丸太はこんなに曲がっているのです。ここからが腕の見せ所。屋根の平面が出るかどうかの分かれ目です。

水糸は棟と軒の二本貼ります。

規準の水糸の下5mmくらいで合わせていきます。棟と軒の二か所で合わせていきます。

水糸すれすれになるように、ノミで切り欠きをしたり、下がりすぎていたら木片を挟んで持ち上げたりして調整しながら垂木を取り付けていきます。

はじめに左右の垂木の幅にノミを打ち込んで、次にその間をすいていきます。これを繰り返して適当な深さにします。

はじめ、90mmの釘を使っていましたが、接合力が弱いので、インパクトドライバーで120mmのコーススレッドに変更しました。この方が接合力が強く、作業も楽でした。釘打ちは手首が痛くなりましたね。金槌を繰り返し使っていたら腱鞘炎になりそうになり、インパクトに変更しました。

やっと垂木がすべて載りました。これからは楽しい工程が続きますね。

かなり傾きも揃い、屋根の平面ができてきました。丸太を使うとどうしてもこのような現物合わせの作業が必要ですが、うまく行った時の満足感がありますね。

 次回は、横桟を載せていきます。そしていよいよトタンを載せていきます。

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