新野の大晦日「お年取り」

新野の大晦日「お年取り」

新野の「お年取り」のご馳走
午後3時過ぎから始まり、紅白歌合戦の終わるまで飲んだり食べたりします。
お年取りの魚は、サンマの家庭とブリの家庭に分かれるようです。
お節料理は、12月31日の午前中から作り始め、夕食の「お年取り」でいただきます。
すべて手作りです。田つくり、きんぴらごぼう、貝ひも、レンコンの煮物、数の子、煮豆、
卵焼き、煮ダコ、かまぼこ、馬刺し、お刺身盛り合わせなどなど・・・

新野独特の「年越しの大汁」
近隣の阿南町大下条では「おひら」と呼ばれる
精進野菜汁。中味はサトイモ、大根、ニンジン、ごぼう、竹輪、油揚げ、豆腐、糸昆布
に煮干ダシを入れて半日くらい煮込みます。3の倍数の具の種類を入れるとよいと
我が家のおばあちゃんは言っています。


紅白歌合戦が終わると、

家族で二年詣り
元日の干支により鬼門を避けて、方角を決めて出発。
今年は、西方の伊豆神社→北方の瑞光院→東方の諏訪神社の順に回りました。

参拝するとお神酒をいただき、御神籤(おみくじ)を引きます。なんと今年は8本のキクスイ2合瓶が大当たり!
続いて、瑞光院へ参拝。ライトアップされ幻想的でした。
本堂では厄除けの御祈祷が行われていました。
除夜の鐘を突きます。

なんと私は、ちょうど100回目の鐘。これは縁起が良い!

最後に、諏訪神社に参拝。

焚火で暖まります。

禰宜様(ねぎさま)による「順の舞」
氏子総代の皆さんは、日が昇るまで、諏訪神社、伊豆神社で参拝者を待ち、神様の新年の儀式「門開き」を行います。
私も新野の雪まつりの「楽」の一員なので、午前2時半頃まで篠笛を吹きました。
凍てつくオリオン座を見ながら、ほろ酔いを醒ましつつ歩く新年の新野。ピーンと張りつめた空気が気持ちよかったです。
皆様にとって良いお年になりますように。新野の雪まつりでお待ちしております。

 

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