杉の丸太から板材を自作できるチェーンソーアタッチメント「グランバーグ アラスカン」の実力を試してみました。
最初の基準面作りが大切です。左右がねじれないようにガイド材をインパクトでネジ止めします。
ガイド材の幅が狭かったこと。そもそも丸太が地面に固定されていないことから、後半にずれてしまいました。
こんな時は、チョークで出ている所をマークし、平面に修正します。
今度はうまく行きました。何事もやってみないと分からないものです。
製品には、器具の組み立て方はありましたが、板材の作り方はありませんでした。
その場で工夫して、基準面をつくることが求められます。
しかし、その仕上がりはかなり良いものでした。厚さ3cmの板が4枚とれました。上下は、皮のついたままの半円断面の板になりますが、ベンチなどに使うとよさそうです。
これがあれば、ホームセンターで板を買わなくても、DIYができますね。
<試験結果>
①丸太に足をつけて、安定させるべし。
②チェーンソーは、ハスクバーナ550XP やはり50ccクラスが良い。馬力がないとエンジンが焼き付いてしまう。
③ソーチェーンは、普通の横引きでも大丈夫でした。
④隙間にくさびを打たないと重みで挟まれて、動かなくなる。
⑤板にするには柔らかい「杉」に限ります。ヒノキ、カラマツ、松、広葉樹は固くて、板加工はむずかしい。無理するとチェーンソーのエンジンが焼き付いてしまいます。
以上、ご参考までに。