ウッドデッキの手摺り 端材で修理

ウッドデッキの手摺り 端材で修理

ウッドデッキは、雨が当たるので年に1回は塗装しているのですが、どうしても傷みやすい。

床材はセランガンバツ材なので、全く腐りは出ていないのですが、手摺りは普通のパイン材の4×4材の為、雨に弱く、どうしても小口から腐朽しやすいです。我が家のウッドデッキの手摺りも16年経って、角の部材の小口が腐り始めていました。そこで手持ちの端材で補修開始。昨年、柱を腐りにくい栗材に交換しました、今年は横木の腐ったところだけ45度にカットし、端材での補修に挑戦しました。

できれば、長くカットして柱まで交換したかったのですが、床のセランガンバツ材の端材が短かったため、このやり方にしました。

さすが、腐らない木材の王者セランガンバツ材!16年経っても全く変化なし。電動鉋で既存の手摺りより1mm程度太いところまで削ってきれいにします。両端は、電動丸鋸で45度にカットして、手摺りの形状に合わせてあります。

小口を鉋で微調整して、できるだけぴったりにします。

接合面に、防腐防虫剤を塗ります。周りと同じ、ノンロットのイエローオークを使用しました。どうしても合わない部分は、2×4材の端材をノミで割って、鉋で削って隙間の形状を合わせ挟みました。

その後で、下穴をドリルで空けた後、コーススレッドをインパクトドライバでねじ込みます。構造的に弱いので、手前の斜めの接合面には120mmの長いものを6本入れてあります。左側の4×4材を見ると、腐朽が進んできていたことが分かります。毎年1回塗装はしていたんですが・・・16年経つと所々傷んできます。各ログハウスメーカーさんには、雨の当たる部分のウッドデッキの手摺りは、腐りにくい材をお願いしたいですね。

固定できたら、鉋で削って、面一にします。角が鋭いので面取りします。

シリコン防水シーラントかウッドパテなどで隙間を埋めるとさらに良いかもしれません。様子見て後日やってみます。

材が少ない場合はこの方法が良いですが、長い材がある場合は、隣の柱まで交換する方が強度は出ます。ここに登るのは、遊びに来た子どもたちくらいですが、体重53kgの私が乗ってもびくともしなかったのでOKでしょう。最後に塗装して完成です。 やっと元の姿に戻りました。3時間程度の作業です。

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