稲の幼穂(ようすい)が、思った以上に形成されている!

稲の幼穂(ようすい)が、思った以上に形成されている!

初夏の南信州阿南町新野高原

標高800m 朝は気温20℃ 昼は30℃

朝6時 夏の高原の朝らしく、爽やかな風が吹いています。

 

田んぼの稲は最高分げつ期を迎え、1株23本程度になりました。

稲の色も良好。イモチ病も出ていません。

毎夕 水を入れて稲を冷やし、次の朝 水を止めます。これを毎日続けます。

幼穂(ようすい)茎の中にでき始めた小さな穂の元になる部分を調べてみました。

カッターで分解。葉を外側から3本とると、中心の茎が現れます。

その茎を薄く削ると幼穂が現れました!なんと!!!こんなに伸びている!8cmはある!!!

引っ張り出すと、ちゃんと小さな稲穂ができていました。

この一粒一粒がお米になるのです。尊いですね。

今年初めての稲穂を恵比須様にお供えしました。

いい調子で育っています。豊作でありますように。

ということで今朝、穂肥(ほごえ)を10a あたり 8kg散布しました。

来週にはもう1回8kg散布します。

コシヒカリは、肥料が多すぎると倒伏する恐れがあるので、葉の色が黄色くならない程度の少なめに施肥しています。

予想では、7月25日に出穂。(平均は8月3日)と予想しましたが、

皆さんはこの幼穂をみて、どう思いますか。7月10日の写真です。予想してみてください。

カメムシはこの幼穂の汁を吸いに来るので、来週はカメムシ防除とイモチ病の予防が同時にできる「ワイドパンチ豆粒」を散布する予定です。

できるだけ少ない農薬で効果が出るように心がけています。

目標収量660kg  耕作地1.1a  ですので、いわゆる「畝取り」(1畝 0.1a =1俵 60kg)を目指します。

 

 

アカウントをお持ちの方は、上記ボタンからSNSでシェアをお願いします。

自然・景色カテゴリの最新記事