捨てコン打設も夜までかかって何とか終了。
捨てコンのレベルも取ってあります。
いよいよ配筋作業開始。
D13(直径13mm)とD10(直径10mm)の鉄筋を近くのホームセンターで購入。
ホーエイホームセンターはとても親切、6mものを3mに無料で切断してくれました。
フーチング部分の配筋。まずはベースとなる配筋をします。スペーサーで被り厚を確保します。
配筋図がなかったので、自分なりに書いてみました。そうすると、鉄筋の加工が分かりやすいです。
必要量を購入しました。
まずは、買ってきた鉄筋を既定の長さに高速切断機でカットします。
火花が出ます。皮手袋、ゴーグル、ヘルメット、作業着、安全靴を着用。
特に、目に鉄の火花が入ったら失明です。安全眼鏡でも横から入るので、ゴーグルがおすすめです。
カットした鉄筋を縦筋はL字90°+フック180°
コーナー筋はL字90°の形にベンダーと万力で曲げます。
立ち上がり鉄筋のフックはベンダーで45°程度曲げた後、万力で180°につぶしました。
鉄筋はなまし鉄のため、意外と人力だけで体重をかければまがります。
モノタロウで購入したベンダーD10,13兼用 2500円程度と万力で曲げました。
写真のシルバーの棒がD10、13兼用のベンダーと呼ばれる工具
鉄筋が整ったら、いよいよ墨付けに入ります。ここが大切!!
まずは、フッティングの中心ベース筋のコーナー位置を、水糸から下げ振りで正確に墨付けします。
次に、ベース筋を配置。スペーサーで持ち上げつつ、緊結します。
緊結線を結ぶ、ハッカーという工具。はじめは締めすぎてすぐに切れてしまいました。
そのうちに、ちょうどよい力加減が分かってきました。意外と力を抜いてくるくる回すだけで固定できます。
コーナーはL字鉄筋で補強。
フーティングの配筋ができたら立ち上がり部の配筋に移ります。
しばし、休憩。配筋作業を体験したいという皆さんが、参加してくれました。
だんだん基礎工事現場っぽくなってきました。
コーナーはL字鉄筋で補強しました。
垂直、水平を水糸に合わせて修正しながら、鉄筋を整えていきます。けっこう美しい!!!
まずは、1辺完成。これを繰り返していきました。
次は、フーティングのコンクリート打設を無謀にも、電動ミキサーで行った悪戦苦闘。
購入してから長く置いておいたので、生コンが固くなっていました。
袋を開ける前に、金づちでたたいてほぐしました。
だんだんと縦筋だけが見えるようになります。
フーティングのサイドの枠はなしにして、土の壁をそのまま使いました。
正直、面倒くさくなったからですが、結果コンクリートは多くかかったものの、
しっかりとした基礎基底部ができました。
やっと、布基礎のフーティング部分(T字型の基底部)ができました。
気づけば、もう夜8時近い。
型枠工の体験に参加された皆さん。ありがとうございました。
皆さんから「楽しかったー」「こんな体験なかなかできない!」との感想。
わいわいとみんなで考えながら、やるのが楽しいですね。
その後、夜8時までピザ食べながら話し込んでしまいました。アッという間に時間がすぎました。
今日、初めて出会った皆さんとは思えないほど、仲良くなれました。
「また、参加したい。基礎の出来上がり楽しみ。」「コンクリート打ちたい!」と口々におっしゃっていました。
これは、天端レベルのターゲットを回すドライバーをソケットレンチと丸棒で自作してみました。
これをレーザーレベラーに当てて、基礎天端の水平を取ってから、いよいよ待ちに待ったコンクリート打設です。
そして、現在は型枠工事が終わり、天端マーカー、アンカーボルト、丸セパ、Pコンなどの取り付け作業に入る段階です。
いろいろと勉強しながら行っております。人生初の基礎工事は基礎屋さん、型枠大工さん、左官屋さん、生コン屋さんなどの動画、サイトを見ながらやっております。
基礎建設に関わる皆さんのおかげで、家が傾かずに建っていることが本当にすごいと感動しております。
いつもは、シートの中で行われるため、あまり目にしませんが、すごい技術なんですよ。
基礎建設に関わる皆様。尊敬と感謝も申し上げます。
長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
今後、コンクリート打設、ミニログ組み上げにご興味のある方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。