空き家の片付けでお宝発見!真空管ラジオ&リポビタンDのトースター

空き家の片付けでお宝発見!真空管ラジオ&リポビタンDのトースター

「新野から☆元気にしまい会」では、空き家の片付けをして、移住者の皆さんと空き家大家さんの手助けをしています。

先日、片づけしたお宅からすばらしいお宝が出てきました。真空管式ラジオです。エアーコンプレッサーで埃を払い、きれいに掃除して、ヒューズを交換して電源を入れると・・・真空管にほのかな明かりがともりました。これはいけるかも!

トランジスタラジオしか聴いたことがなかったので、興味津々。なんだかラジオが生きているようです。きっと一つ一つ部品をはんだ付けして組み立てたんでしょうね。ラジオ工場で働いていた人の丁寧な仕事ぶりがうかがわれます。Made inJapan の誇りがあった時代でしょうか。

 

これは芸術品ですね。

外観もしっかりとした無垢の木材を丁寧に塗装し、おしゃれな布のスピーカーカバー、エボナイトのつまみ類。まだプラスチックがなかった頃の製品という事が分かります。戦前か?戦後すぐか?左下には「Warner]の文字。という事は戦後でしょうか?真空管は「ナショナル」ですが。

しばらして真空管が温まると、音が聴こえてきました。どうぞお聴きください。

なかなか柔らかくてよい音です。フェライトコアアンテナがないため、長いアンテナ線とインピーダンス調整のアンテナカップラーを取り付けて、感度が上がりました。時々ダイヤルを回して調整しないと、周波数が安定しないところが、いかにもラジオを操っているアナログ感があって、これもまた楽しい。時間によっても、東京、飯田、大阪、九州と聞こえてくるNHKの放送局が変わるのも楽しい。太陽による電離層の変化によるものです。

さて、もう一つ掘り出し物。これは新品のトースター。今やあまりお目にかかれない。なぜか、側面に「リポビタンD」の文字。景品で当たったのでしょうか。たくさん飲んだのでサービス品でしょうか。とにかく、今日の昼食はこれで食パンを焼いてみました。

焼けあがると、ぽんと飛び出した食パン!その焦げ目は、なんと「ファイト」思わず、妻と二人で「すごい!」と声をあげてしまいました。なんだか元気が出ます。

仕掛けは、ニクロム線のヒーターとパンの間に、「ファイト」と切り抜いた薄い鉄板が取り付けてあり、穴の開いた部分だけ焦げ目がつくという工夫です。

私たち「新野から☆元気にしまい会」は空き家の片付けで困っている方と、格安で空き家に住みたい移住者の方のマッチングを行い、双方に喜んでいただいております。その結果、阿南町の人口増加・空き家対策に貢献しています。これからも新しい空き家を開拓中ですので、移住希望の方、見学希望の方はサイト内のお問い合わせフォームから、ご連絡ください。お問い合わせいただいた順に、ご紹介させていただきます。感染状況によりオンラインになる場合もあります。

また、空き家の片付けにお手伝いいただける方も大歓迎です。コロナが落ち着きましたら、南信州新野高原へお出かけください。昭和レトロの掘り出し物が見つかるかもしれません。

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