この度、阿南町外から参加していた元気にしまい会のメンバーが住民票を阿南町へ戻すこととなりました。「かえっておいないよ奨励事業補助金」の対象となり12万円の補助が出ましたので、その申請方法など詳細をまとめました。
住民票を移動することになった経緯
昨年からのコロナの状況もあり、生活の形が大きく変わりました。
そして在宅での仕事が増えたことで、新野でも仕事ができるのではと思い、生活の拠点をだんだんと新野に移していっています。
また、新野で生活するには車が必要ということで、住民票を新野の実家に移し、車庫証明を取得して、生活できたらと考えています。
補助金を知った経緯
そんな経緯で住民票の移動を検討していたところ、Uターン向けの転入時の補助金があるのではと家族から教えてもらいました。そして役場の方に相談したところ、「阿南町の小中学校を卒業」で「6ヶ月以上雇用されていること」など条件があり、条件に当てはまっているので申請可能ですと回答いただきました。
※その他にも家族の納税状況(税金を滞納していないか)なども役場から簡単な調査が入るようです。
補助金の申請手順
①旧住所の市町村の役場に「転出届」を提出する。
転出届を出してから2週間など次の引っ越し先へ転入届を出す期限がありますのでご注意ください。
※このとき転出証明書などを役場は発行してくれます。
②阿南町役場、または出張所に「転入届」を提出する。
旧市町村での転出証明書をもって、阿南町役場または出張所にいき、転入手続きをおこないます。
③転入手続きをする際に阿南町住所の「住民票」を発行する。
阿南町内新住所の住民票を役場に発行してもらいます。
④発行した「住民票」と合わせて、補助金申請をする。
申請には下記4枚の書類の提出が必要です。
①かえっておいないよ奨励事業補助金交付申請書
※(添付書類)に記載された書類も忘れずご手配ください。
②同意書
③誓約書
※かえっておいないよ奨励事業補助金交付要綱第8条第2号の規定といいますのは、「2年以上は阿南町に住民票をおきませんと、補助金を返還する」という内容のものだそうです。なので2年以上は住民票を動かすことはできませんので、ご注意ください。
④就業証明書
上記書類と合わせて、1枚目の「かえっておいないよ奨励事業補助金交付申請書」に記載されている必要添付書類のご手配をお願いします。
⑤申請後、役場から申請が通ったかの連絡あり
役場で補助金の条件に合致しているかや家族の納税状況など、簡単な調査が入り、問題なければ申請通過の連絡があります。
⑥申請通過後、補助金請求書を提出
最後に「かえっておいないよ奨励事業補助金交付請求書」という書類を1枚、役場へ提出します。
かえっておいないよ奨励事業補助金交付請求書
※上記はあくまで2021年7月現在の記入例です。
今後形が変わることがあるかもしれませんので、あくまで例としてお使いください。
※不明点がありましたら下記阿南町役場へご連絡ください。
http://www.town.anan.nagano.jp/contact/
書類のダウンロードURL
● 阿南町ウェブサイト
必要書類ダウンロードページはこちら
※上記URLをクリックし、該当ページの下部にあります「申請書」と「請求書」のリンクをクリックしますと、Wordデータをダウンロードできます。
その他にも、阿南町には「結婚祝い金」や「出産祝い金」など手厚い支援があります。ぜひ阿南町ウェブサイトを見てみてください。
住民票を移動してよかったこと
住民票を地元に戻したことで、補助金を申請できたのはもちろんですが、その他にも「軽自動車の税金減免」「結婚」「子育て」「子供の卒業」や「就労祝い金」などなど今まで知らなかった支援について知ることができました。
また、住民票を阿南町に移動してすぐに阿南町近郊の温泉施設で使える券までもらうことができました。これはUターンの方だけでなく転入した方はもらえるものだそうです。
今後も使える補助金について、ちょこちょこ発信していけたらと思います。