蒟蒻(こんにゃく)の正体

蒟蒻(こんにゃく)の正体

今日9月29日は、秋晴れの良い天気。お墓参りした帰りにコンニャクを見かけたので、この記事を書きました。

みなさん。蒟蒻(こんにゃく)がどのように作られるか知っていますか。実は、畑で栽培される植物なのです。えっ?どこにもなっていないじゃないかって?答えは土の中です。ジャガイモのようにコンニャクイモができるのです。

栽培法は、まず、小さなコンニャクイモの種芋を畑に埋めます。すると写真のようなコンニャクの茎と葉が育ちます。冬が来る前にイモを掘り返すと少し大きくなっています。それを凍らないように毛布などに包んで、倉庫などで冬を越します。翌年の春になるとまた畑に植えます。これを5年から長い場合は10年も繰り返すと大きなコンニャクイモになります。

このコンニャクイモは、そのままでは灰汁が強くてとても食べられません。蒸してから、おろし金やミキサーでドロドロにして、灰などの凝固剤を入れてぐつぐつ煮ると、大きなひと固まりのプルプルのコンニャクが出来上がります。ただし色は白色かうすいピンク色をしています。黒い粒粒はありません。あれは、後でヒジキなどの海藻をメーカーさんが入れているそうです。

この出来立てのコンニャクの刺身は最高ですね。ワサビと醤油で味付けて、ビール!新野では自家用として栽培している方が多いです。

 

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